試合の結果(2) アイルランド

7月23日(月) 対Cherry Orchard
結果
第1試合  18:00キックオフ
      駿台 0ー1 Cherry Orchard U15
      得点者:R. Kelly

第2試合  20:00キックオフ
      駿台 0ー1 Cherry Orchard U17
      得点者:T. O'Brien
石島先生の戦評
第1試合(U15)

相手チームは異常と思えるほどの徹底したオフサイドトラップにより、ハーフウェイライン附近に人数を多くし、ボールを前で前で、という戦術。また、審判はファウルに厳しく、オフサイドポジションにいるだけで笛がなったり、ファウルスローの敏感さなど、日本には存在しない特徴を持っていた。そのような状況が多少の混乱を招き、自分たちのプレーを全うすることができず、DFのイージーミスから12分に失点した。

ハーフタイムで相手チーム、審判の特徴を確認し、浅いラインを突破するアイディアについて確認した。後半は安定し、ゴールを奪われるような状態はなく、また、前線のスペースも上手く利用でき、何度かのビッグチャンスが生まれた。一歩シュートが遅かったり、決定的場面でバランスを自ら崩しミスシュートだったり、同点に追いつくことができず惜敗した。

なお、このゲームでDF篠塚は、相手との接触により前歯の2本を折る負傷をしたが、その後もゲームに出ると志願し頑張った。ほめたたえたい。

第2試合(U17)

相手チームの個々の技術的な能力は高いと思う程ではないが、基本がしっかりしており、ミスはほとんど発生しない。また、チーム全体のバランスは素晴らしく、組織されたよいチームと関心した。 Aチーム初のゲームとなって気持ちが入った内容であったが、落ち着かない立ち上がり、7分に左サイドを突破され、見事なヘディングゴールで先制を許した。しかし、徐々に安定し、MF市原を中心に、伊藤、松村とのコンビネーションでボールを動かし、リズムあるパスワークから攻撃へ転じた。前半は相手の背後をつくまでいかず、ミドルシュートで終わる場面があったが、後半については自分たちのサッカーをすることができた。

しかし、フィニッシュミスと相手GKのファインセーブ(素晴らしいGKだった)により、数度の得点機会を生かすことができず、またもや惜敗した。

アイルランドのトッププレーヤーと戦っても十分やれる自信がついた。惜敗が続くものの、日頃目指しているサッカーは、外国チームが相手だろうと十分に通用するものだと確信することもできた。今後に期待したい。

   

日程参加者試合結果の紹介
地元紙の紹介Sun紙地元紙の紹介Evening Herald紙
主な対戦相手の紹介
練習風景スナップショット1スナップショット2
アイルランド代表紹介

サッカー部遠征トップ2001夏季海外行事トップサッカーリンク集