試合の結果(3) アイルランド

7月24日(火) 対Home Farm
結果
第1試合  18:00キックオフ
      駿台 1ー1 Home Farm U15
      得点者:磯貝
          Eddie Smith

第2試合  19:35キックオフ
      駿台 2ー4 Home Farm U17
      得点者:松村、吉沢
          Ronan Keegan、John Nealey、Paul Brandshaw、Martiin Luby
石島先生の戦評

第1試合
アイルランドの強豪Home FarmのU15と、1〜3年生の混成チームで対戦した。場所は、ダブリン空港の近く。今回も、前後半を全て入れ替えて試合に挑んだ。前半はコンビネーションが悪く、意図するパスワークができない。ボールを持ってからのプレーが遅く、ボールを持っても、すぐ相手にとられるという悪循環を繰り返し、前半20分に先制を許した。

後半、ただひとり前・後半ともに出場した武田を中心に積極性がでて、相手に自由を与えず、駿台らしいパスワークが生まれた。追いつこうという全体のまとまりもよく、後半、磯貝が遠征2得点目となる同点ゴールをあげた。さらに逆転し、勝利という姿勢でゴールを狙うが、ポストにはじかれたり、シュートミスにより引き分けた。

第2試合
Home FarmのU17と対戦。 スピード、パワー、技術そしてチームバランスに優れた素晴らしいチームである。特にヘディングの強さ、ボールに対する集結の速さは、さすがアイルランドのトップクラスのチームと感じた。その高さ、スピードに対し、ショートパス、サイドチェンジ、スペースの利用と駿台もコンビネーションに優れたプレーで互角以上に戦うことができた。前半、市原、松村、伊藤からトップ吉沢、両サイドへと素晴らしい展開でシュートチャンスを作ったが、紙一重の差でゴールをあげることができない。40分ハーフの前半終了直前のところで右サイドを突破され、ループシュートを決められた(GKミスではある)。更にその直後、オフサイドのミスジャッジにより2点目を献上してしまった。

後半気持ちをおとさず得点をめざすということだったが、前半のようにパスワークはできず、カウンターからの1点とFKで、4点の差がついてしまった。しかし、市原、松村を中心に意識をおとさず地道なプレーにより少しずつリズムを取り戻し、松村が個人技でAチーム遠征初ゴールを自ら決め、更に吉沢も右サイドを突破しPKを得て、自ら決めた。 その後も3点目を全体で狙うが、ここまで。またもや内容で勝っていながら惜敗。80分を戦い抜いたこと、得点をとる意識が落ちなかったこと、4点差がついても2点をとり返せたことなど、収穫がたくさんあった。素晴らしいチームを相手に、DFも青木を中心に体をはって戦い、プラス材料があった。これらの成果は、この先かならず何かに結実するという
確信を持つことだできた。

試合終了後、英プレミアのアーセナルのスカウト、相手チームのスタッフが、駿台チームのプレーやスタイルに驚き感銘したと言っていた。大いに賞賛され、来年は是非カップ戦をやろうというオファーまであった。率直な、そして確かな評価と受け止めている。

 

日程参加者試合結果の紹介
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主な対戦相手の紹介
練習風景スナップショット1スナップショット2
アイルランド代表紹介

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