試合の結果(8) イタリア

 

7月31(火) 対A. C. Perugia

結果
18:00キックオフ
駿台 0ー11 Perugia U20
得点者:
    
石島先生の戦評

相手チームは、前日と一部同じメンバーがいたが、多少の入れ替えがあった。しかし、昨日同様、技術、肉体、精神力、どれも素晴らしいチームである。このチームと、45分ハーフで対戦。

前半は2年生チームで挑んだが、対応が全て遅れ、選手の頭の中はパニック状態になってしまった。せっかくボールを奪ても、その後はただ単に蹴るだけになってしまった。守備では相手のパスワークに対し、ただボールを追いかけるだけとなり、相手はチャンススペースを簡単に作り、それを利用してくる。大人と子供の違いであった。CK1本をとっただけで0−7と大敗。

後半1年生チームは防戦の中、意図する組み立てから、ラストパスへつんぐところまで何度もこぎつけ、シュートを放つところまでいけた。何とか食らいつこうとする姿勢が感じられたが、スピード、パワー、個人技の差は大きく、中央を簡単に抜かれる場面があり、4点をとられ終了。

相手チームは、 かなりの格下相手にも手を抜かず、スライディング、攻守の切りかえの速さなど、全く手を抜かない精一杯のプレーをしてくれた。ペルージアのプロの予備軍と2日間にわたりプレーをし、世界のサッカーのレベルを肌で感じることができた。感激に終らせずに、将来に生かしたい。

   

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